自作パソコン購入の落とし穴
お孫さんがゲームソフトをダウンロード&インストールしまくってパソコンの動きが遅くなり、おまけに、日本語入力時に文字が「ひらがな」ではなく「カタカナ」で表示されるようになった、という相談がありました。訪問すると、その方は、パソコンの中身をすっきり綺麗にしてくれ、つまりOSの再インストールをしてくれ、とおっしゃるのです。
ところが、そのパソコンというのが自作パソコンなんですよね。自作パソコンというのはメーカーが組み立てて出荷しているものではなくて、ユーザーが自分でパーツを購入して組み立てるものです。その自作パソコンを作って販売している業者というのがあって、そこから購入したのですが、その業者は既に商売を畳んでしまったらしく、困ってしまって、私のところに相談に来た、というわけです。
自作パソコンを初期状態に戻す場合、OSの再インストールだけではなく、各パーツを正常に動かすためのドライバーソフトも個別にインストールし直す必要があります。そこで、WindowsのCD-ROMと、マザーボードというメイン基盤に付属しているCD-ROMは探し出してもらったのですが、それ以外は見つかりませんでした。
ドライバーソフトなら大抵は各パーツを製造しているメーカーのホームページから入手することができるはずですが、必ず入手できるという保証はありません。全て入手できたとしても全作業を終えるのにえらく手間がかかるので、作業料金はメーカー製パソコンの場合と比べて倍以上になるでしょう。
そのように説明し、とりあえず今回は不要ゲームソフトを全てアンインストール(削除)して様子を見ることにしました。日本語入力の問題も簡単に解決し、雑談を交えながらも小一時間で作業は完了しました。当然、サポート料金も1時間分しかいただいてません。
以前に「安いパソコンを求めて海外製品に飛びつくのはやめましょう」という記事を書きましたが、自作パソコンも同様です。
自作パソコンというのはパソコンをいじくるのが好きなマニアックな人のためのものです。自分で組み立てれば部品代しかからないので最初は安く上がります。しかし、パソコンいじりが好きな人は、作った後もパーツをグレードアップするなどして結構お金をつぎ込むので、全然安くはないのです。
業者が作っている場合は、少量生産なので大手メーカーに比べて生産効率が悪く、人件費がかかるため、結局それなりの価格になるはずです。安く売っていたとしても、自作パソコン販売業者にしてみれば、何かトラブルがあった場合は必ず自分の店に相談に来てくれるというメリットがあります。つまり『囲い込み戦略』というわけです。
それに対して、大手メーカー製のパソコンは、ちょっと賢い人なら自分で簡単にOSを再インストールすることができるようになっています。自分でできない場合でも、サポート料金が高額になることはありません。最近では3~5年のパーツ保証を付けることができたり、修理の際には宅配便で自宅まで取りに来てくれるメーカーもあります。
最初に購入するときは安くても、後々のサポート料金など維持・メンテナンスのコストを考えると、自作パソコンというのは決して安いものではありません。なので、自分で作れない人は自作パソコンは買わないようにしましょう。
じゃあ、知り合いが無料(パーツ代のみ)で自作パソコンを作ってくれる場合はどうかというと、購入後に問題があってもタダで見てくれそうなので良さそうな気がしますが、実際は、忙しい時はなかなか面倒を見てくれないとか、タダだから頼みづらいということになってしまいます。自作パソコンって結構大きめのデスクトップ型が多いので持ち運びが面倒な点も頼みづらい要因です。ということで、知り合いに頼む場合も、よ~く考えてからにした方が良いと言うことです。
ところが、そのパソコンというのが自作パソコンなんですよね。自作パソコンというのはメーカーが組み立てて出荷しているものではなくて、ユーザーが自分でパーツを購入して組み立てるものです。その自作パソコンを作って販売している業者というのがあって、そこから購入したのですが、その業者は既に商売を畳んでしまったらしく、困ってしまって、私のところに相談に来た、というわけです。
自作パソコンを初期状態に戻す場合、OSの再インストールだけではなく、各パーツを正常に動かすためのドライバーソフトも個別にインストールし直す必要があります。そこで、WindowsのCD-ROMと、マザーボードというメイン基盤に付属しているCD-ROMは探し出してもらったのですが、それ以外は見つかりませんでした。
ドライバーソフトなら大抵は各パーツを製造しているメーカーのホームページから入手することができるはずですが、必ず入手できるという保証はありません。全て入手できたとしても全作業を終えるのにえらく手間がかかるので、作業料金はメーカー製パソコンの場合と比べて倍以上になるでしょう。
そのように説明し、とりあえず今回は不要ゲームソフトを全てアンインストール(削除)して様子を見ることにしました。日本語入力の問題も簡単に解決し、雑談を交えながらも小一時間で作業は完了しました。当然、サポート料金も1時間分しかいただいてません。
以前に「安いパソコンを求めて海外製品に飛びつくのはやめましょう」という記事を書きましたが、自作パソコンも同様です。
自作パソコンというのはパソコンをいじくるのが好きなマニアックな人のためのものです。自分で組み立てれば部品代しかからないので最初は安く上がります。しかし、パソコンいじりが好きな人は、作った後もパーツをグレードアップするなどして結構お金をつぎ込むので、全然安くはないのです。
業者が作っている場合は、少量生産なので大手メーカーに比べて生産効率が悪く、人件費がかかるため、結局それなりの価格になるはずです。安く売っていたとしても、自作パソコン販売業者にしてみれば、何かトラブルがあった場合は必ず自分の店に相談に来てくれるというメリットがあります。つまり『囲い込み戦略』というわけです。
それに対して、大手メーカー製のパソコンは、ちょっと賢い人なら自分で簡単にOSを再インストールすることができるようになっています。自分でできない場合でも、サポート料金が高額になることはありません。最近では3~5年のパーツ保証を付けることができたり、修理の際には宅配便で自宅まで取りに来てくれるメーカーもあります。
最初に購入するときは安くても、後々のサポート料金など維持・メンテナンスのコストを考えると、自作パソコンというのは決して安いものではありません。なので、自分で作れない人は自作パソコンは買わないようにしましょう。
じゃあ、知り合いが無料(パーツ代のみ)で自作パソコンを作ってくれる場合はどうかというと、購入後に問題があってもタダで見てくれそうなので良さそうな気がしますが、実際は、忙しい時はなかなか面倒を見てくれないとか、タダだから頼みづらいということになってしまいます。自作パソコンって結構大きめのデスクトップ型が多いので持ち運びが面倒な点も頼みづらい要因です。ということで、知り合いに頼む場合も、よ~く考えてからにした方が良いと言うことです。

