特定のホームページだけ見れない!?(後編=一応解決編)
「氷見市のホームページだけが見れない」という問題を解決するために、無線LANアクセスポイントを最新の機種に交換してきました。(前編はこちら)
用意した無線LANアクセスポイントのルーター機能をOFF(ブリッジ接続モード)にしてネットワークに接続し、テスト用のパソコンから氷見市のホームページにアクセスすると、バッチリ表示されました。
あとは、全てのパソコンとプリンターをこの新しい無線LANアクセスポイントにつなぎ直して、それぞれのIPアドレス(ネットワーク内の整理番号のようなもの)をルーター(今回の場合はNTTのCTUという機器)に合わせて割り当てし直せばよいだけです。
でも、ネットワークプリンターのIPアドレスを変更するのって、慣れていないと結構難しいんですよね。今回は説明書も見当たらなかったので特に...
こういう場合は、ルーター(CTU)のIPアドレスだけを変更する方が手っ取り早いのです。わかりやすく説明すると、こういうことです。
親分1人と子分10人がいます。親分はグループAに所属しています。子分は全員グループBに所属しています。このグループAとBを1つのグループにまとめて、親分-子分の関係を成立させるためには、子分全員の所属グループを1人ずつAに変更していくよりも、親分1人の所属グループをBに変更する方が手っ取り早いですよね。
これを今回のネットワークに置き換えると、親分がルーター(CTU)で、子分がパソコンやプリンターになるので、ルーター(CTU)のIPアドレスを変更する方が早く済むのです。
しかし、いざCTUのIPアドレスを変更しようとしたときに、「ひかり電話のIPアドレス」という設定項目に気付きました。このひかり電話というのは、親分であるCTUと元々同じグループに所属する子分です。ということは、親分であるCTUと同様に所属グループを変更してやらないと、こいつだけ仲間外れになってしまいます。つまり、ひかり電話のIPアドレスも変更しなければいけないのです。
ここで、妙な胸騒ぎがしたので、念のためにNTTの人に連絡を取ってみました。状況を説明し、ひかり電話のIPアドレスを変更しても良いかと訪ねてみたところ、「それはリスクが大きいから、やらない方がいいよ」との返答をいただきました。
結局、プリンターのIPアドレスを変更する羽目になりそうでしたが、ここでさらに問題が...
プリンター(複合機)がネットワーク対応になっていないため、パネル操作でIPアドレスを変更することができないのです。プリンターにくっついているプリントサーバーという機器のIPアドレスを変更しないといけないのですが、これはさらに面倒なのです。
そこで、事務機屋さんに連絡を取ったのですが、「それは難しい」とおっしゃるので、苦肉の策として、無線LANアクセスポイントのルーター機能をONにし、CTUではなく無線LANアクセスポイントを親分に、パソコンとプリンターをその子分にすることにしました。こうすれば、無線LANアクセスポイントのIPアドレスを変更するだけで全て解決するのです。
でも、これって最初と同じで、1つのネットワーク内にルーターが2台存在することになっちゃうんですよね。最適なネットワーク構成とは言えないので、私としてはスッキリしませんが、結果的には、機種が変わったおかげで氷見市のホームページもちゃんと見られるようになったし、一応は問題解決となりました。
今回の場合は、最適なネットワーク構成でないことを承知の上で仕方なくやっているので、まだましです。こういう接続方法で正しいと言い切るネットワーク業者も、たま~にいるので要注意です。
【関連記事】
特定のホームページだけ見れない!?(前編)
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あとは、全てのパソコンとプリンターをこの新しい無線LANアクセスポイントにつなぎ直して、それぞれのIPアドレス(ネットワーク内の整理番号のようなもの)をルーター(今回の場合はNTTのCTUという機器)に合わせて割り当てし直せばよいだけです。
でも、ネットワークプリンターのIPアドレスを変更するのって、慣れていないと結構難しいんですよね。今回は説明書も見当たらなかったので特に...
こういう場合は、ルーター(CTU)のIPアドレスだけを変更する方が手っ取り早いのです。わかりやすく説明すると、こういうことです。
親分1人と子分10人がいます。親分はグループAに所属しています。子分は全員グループBに所属しています。このグループAとBを1つのグループにまとめて、親分-子分の関係を成立させるためには、子分全員の所属グループを1人ずつAに変更していくよりも、親分1人の所属グループをBに変更する方が手っ取り早いですよね。
これを今回のネットワークに置き換えると、親分がルーター(CTU)で、子分がパソコンやプリンターになるので、ルーター(CTU)のIPアドレスを変更する方が早く済むのです。
しかし、いざCTUのIPアドレスを変更しようとしたときに、「ひかり電話のIPアドレス」という設定項目に気付きました。このひかり電話というのは、親分であるCTUと元々同じグループに所属する子分です。ということは、親分であるCTUと同様に所属グループを変更してやらないと、こいつだけ仲間外れになってしまいます。つまり、ひかり電話のIPアドレスも変更しなければいけないのです。
ここで、妙な胸騒ぎがしたので、念のためにNTTの人に連絡を取ってみました。状況を説明し、ひかり電話のIPアドレスを変更しても良いかと訪ねてみたところ、「それはリスクが大きいから、やらない方がいいよ」との返答をいただきました。
結局、プリンターのIPアドレスを変更する羽目になりそうでしたが、ここでさらに問題が...
プリンター(複合機)がネットワーク対応になっていないため、パネル操作でIPアドレスを変更することができないのです。プリンターにくっついているプリントサーバーという機器のIPアドレスを変更しないといけないのですが、これはさらに面倒なのです。
そこで、事務機屋さんに連絡を取ったのですが、「それは難しい」とおっしゃるので、苦肉の策として、無線LANアクセスポイントのルーター機能をONにし、CTUではなく無線LANアクセスポイントを親分に、パソコンとプリンターをその子分にすることにしました。こうすれば、無線LANアクセスポイントのIPアドレスを変更するだけで全て解決するのです。
でも、これって最初と同じで、1つのネットワーク内にルーターが2台存在することになっちゃうんですよね。最適なネットワーク構成とは言えないので、私としてはスッキリしませんが、結果的には、機種が変わったおかげで氷見市のホームページもちゃんと見られるようになったし、一応は問題解決となりました。
今回の場合は、最適なネットワーク構成でないことを承知の上で仕方なくやっているので、まだましです。こういう接続方法で正しいと言い切るネットワーク業者も、たま~にいるので要注意です。
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